ジュード・ロウ主演「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」に『グリーン・ナイト』監督が就任

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『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』(2017)『グリーン・ナイト』(2021)で知られるデヴィッド・ロウリー監督が、ジュード・ロウ主演のTVシリーズ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー(原題)/Star Wars: Skeleton Crew」のエピソード監督に就任したことが分かった。

第一報を報じたOne Take Newsによると、ロウリー監督は少なくとも1エピソードを監督する、と複数の関係者が明かしたと言う。

「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』のその後の世界を舞台に、銀河系で迷子になった子どもたちが、自分たちの帰るべき道を探そうとするTVシリーズ。『E.T.』(1982)『グーニーズ』(1985)などを発表したスティーブン・スピールバーグの制作会社「アンブリン・プロダクション」の1980年代の青春映画から影響を受けた作品になるという。

クリエイター&製作総指揮は、トム・ホランド主演『スパイダーマン』ホーム三部作の監督を務めたジョン・ワッツと『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)でワッツ監督とタッグを組んだ脚本家クリストファー・フォードが担当。また「マンダロリアン」(2019-)「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」(2021-)から、ジョン・ファヴローデイブ・フィローニも製作総指揮として参加することが明かされている。
主演は『シャーロック・ホームズ』(2019)『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)のジュード・ロウが務める。

本作は、先月にも『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)で、第95回アカデミー賞を席巻したダニエルズこと、ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナートもエピソード監督を務めることが報じられたばかり。
新進気鋭の監督として注目を集めるロウリーが今回新たに監督陣に加わったとあって、本作が『スター・ウォーズ』シリーズの重要な作品になること間違いないだろう。

『St. Nick』(2009)で長編デビューを果たしたデヴィッド・ロウリーは、その後、ケイシー・アフレックルーニー・マーラ共演の『セインツ -約束の果て-』(2013)『ピートと秘密の友達』(2016)『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』(2017)『さらば愛しきアウトロー』(2019)『グリーン・ナイト』(2022)など話題作を立て続けに発表。最新作として、ジェームズ・M・バリーの小説を実写化した『ピーター・パン&ウェンディ』の公開が控えているほか、アン・ハサウェイ&ミカエラ・コール共演の新作『マザーマリア(原題)/Mother Mary』の監督・脚本を務めることも発表された。

現在『スター・ウォーズ』のTVシリーズは、シーズン3が放送中の「マンダロリアン」(2019-)のほか、アソーカ・タノを主人公にした「アソーカ(原題)/Ahsoka」、ハイ・リパブリック時代を舞台にダークサイドの台頭を描く「スター・ウォーズ:アコライト(原題)/Star Wars: The Acolyte」、「キャシアン・アンドー」のシーズン2が控えている。

今後の『スター・ウォーズ』シリーズの計画は、2023年4月7日から開催される「スターウォーズ・セレブレーション」で発表されると噂されており、本作の追加キャストや監督についても更新があるかもしれない。続報に注目だ。