『THE BATMAN -ザ・バットマン-』続編にポール・ダノ、コリン・ファレルが再登場か?

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ロバート・パティンソン主演『THE BATMAN -ザ・バットマン-』(2022)の続編となる『THE BATMAN -ザ・バットマン- パート2(原題)/The Batman Part Ⅱ』に、ポール・ダノコリン・ファレルが再登場すると噂されている。

ハリウッドの内部事情に詳しいインサイダーのダニエル・リヒトマンによると、前作でリドラー役を演じたポール・ダノとペンギン役を演じたコリン・ファレルが続編映画にも出演する、と自身のPatreonで明かした。
2人の出演はまだ噂の段階だが、実現すれば、ロバート・パティンソン(ブルース・ウェイン/バットマン)、アンディ・サーキス(アルフレッド・ペニーワース)に続く、3人目、4人目の出演者となる。

前作『THE BATMAN -ザ・バットマン-』は、両親を殺された過去を持つブルース・ウェインが、ゴッサム・シティの治安を守るため、「バットマン」として活動を始める若き日々に焦点を当てた物語。その頃、ゴッサム・シティでは町の権力者を標的とした連続殺人事件が発生。犯人として名乗りでたのは、史上最狂の知能犯リドラーだった。リドラーが仕掛ける冷酷な犯罪、そして挑発に翻弄されながら、ゴッサム・シティの人々のため立ち上がるバットマンの姿が描かれた。

「バットマン」の出版社DCコミックスの映像化を扱うDCスタジオの共同代表に新たに就任したピーター・サフランとジェームズ・ガン
2人は2023年1月末に、『ザ・フラッシュ』(2023)をもって、旧ユニバース「DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)」をリセットし、新ユニバースとなる「DCユニバース(DCU)」を始動させることを明らかにしていた。

しかし『THE BATMAN -ザ・バットマン-』をはじめとする一連のシリーズは、新ユニバースに含めず、「バットバース(Bat-Verse)」として独立した路線で展開されていくことを明らかとなっていた。
現在、バットバースの作品として、『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の約1週間後から物語が始まるペンギン/オズワルド・コブルポットを主人公にしたスピンオフ「ザ・ペンギン(原題)/The Penguin」(TVシリーズ)を製作しており、ペンギン役にコリン・ファレルが続投することが決定している。

一方、ポール・ダノも2022年に10月から自身が執筆したコミック『The Riddler: Year One』を発表。
本コミックは、無名の法廷会計士であったエドワード・ナッシュトンが、なぜリドラーとして、ゴッサムシティの裏社会の闇を暴き、町全体を崩壊させるまでに至ったのかを明らかにした『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の前日譚ともいえるストーリーとなっていた。
また、ダノは2022年10月に、「続編で再演を依頼されたら?」というcomicbook.comの質問に対し、「おそらく私はそこにいるだろう(I’d probably be there)」と再演にも前向きな姿勢を見せていた。

バットマンの中でも人気の高いキャラクターである「ペンギン」と「リドラー」だけに、2人のカムバックに期待だ。

『THE BATMAN -ザ・バットマン- パート2(原題)/The Batman Part Ⅱ』は2023年11月23日から撮影が開始され、2025年12月5日公開予定。