リーアム・ニーソン、『クライング・ゲーム』監督最新作に出演が決定

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『シンドラーのリスト』(1993)、『96時間』(2008)のリーアム・ニーソンが、ニール・ジョーダン監督の新作スリラー『The Riker’s Ghost(原題)』に出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

Deadlineによると、本作は出所を目前に控えた服役囚がテロリストの脱獄に巻き込まれるというスリラー映画になるようで、ニーソンは釈放の近い服役囚役を演じるという。

脚本は『スペンサー・コンフィデンシャル』(2019)のショーン・オキーフと『ダンジョン&ドラゴン3 太陽の騎士団と暗黒の書』(2012)のブライアン・ラドニックが手掛け、アラン・モロニー (『ブルックリン』)、スティーヴ・リチャーズ(『アンノウン』)、ルパート・ワイアット(『猿の惑星:創世記〈ジェネシス〉)がプロデュースを担当する。

ジョーダン監督は本作に対して、次のように語っている。

『The Riker’s Ghost』は脱獄を題材としたユニークな作品だ。
ただ刑期を終えたいと願う男が、収監から自由へと素手で突き進んでいくことになる。
気の乗らない脱獄者を演じるのはリーアム・ニーソン。彼と共に、このキャラクターを探求するのが待ち遠しいよ。

リーアム・ニーソンとニール・ジョーダンは、これまで『マイケル・コリンズ』(1996)、『プルートで朝食を』(2005)、『Marlowe』(2022)でもタッグを組んでおり、本作が4度目のコラボとなる。

2人の最新作『Marlowe』は、米作家レイモンド・チャンドラーが生み出した私立探偵フィリップ・マーロウを主人公に、ジョン・バンヴィルがベンジャミン・ブラック名義で発表した小説『黒い瞳のブロンド』(早川書房刊)を映画化したもの。2023年2月15日から米国で公開が始まっている。

『The Riker’s Ghost』は、2023年9月から撮影が開始する予定だ。

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