DC映画『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux(原題)』に、ヒドゥル・グドナドッティル(Hildur Guðnadóttir)が劇伴担当として、前作に引き続き、続投することが分かった。
今回の情報は、米Varietyが明らかにしたもので、グドナドッティルは既に制作に取り掛かっているという。
2019年に公開された映画『ジョーカー』は、DCコミックスの「バットマン」に登場するヴィラン、ジョーカーの若き日に焦点をあてた作品で、アメコミ映画で初めてベネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞するなど、大きな話題を集めた。
続編となる『Joker: Folie à Deux(原題)』は、現時点ではまだ詳しい内容が明らかになっていないものの、アーカム・アサイラムの精神科医として働くハーレイ・クインが、ジョーカー/アーサー・フレックと出会い、恋に落ちる様子を「ミュージカル映画調」で描くと言われている。
副題にもなっているFolie à Deuxとは、フランス語で、ある患者が発端となり、同じ精神症状が他の者にも現れる「感応精神病」を指す。ジョーカーの妄想が、他の者にも伝染することを示しているのか気になるところ。
HBOドラマ「チェルノブイリ」や『TAR/ター』、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』など、近年、数多くの作品の音楽を手掛けるグドナドッティルが、本作でどのような音を紡ぐのか、今から楽しみだ。
出演は、ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャスリン・キーナー、ハリー・ローティ、ザジー・ビーツら。
監督は前作に引き続き、トッド・フィリップスが担当する。
『Joker: Folie à Deux(原題)』は、2024年10月4日全米公開予定。
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