『猿の惑星』シリーズ最新作となる『Kingdom of the Planet of the Apes(原題)』のあらすじが明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。
The Hollywood Reporterが明かしたあらすじは、以下の通り。
最新作『Kingdom of the Planet of the Apes』は、『猿の惑星: 聖戦記(グレート・ウォー)』(2017)から何年も経った後の物語で、モーセのように、シーザーが多くの民を安住の地へ導いたことで多くの猿社会が発展した一方、人間は野蛮な存在に成り下がっていた。
猿のなかにはシーザーのことを耳にしたことがない集団もあれば、帝国を急成長させるためシーザーの教えを歪曲する者たちも現れた。そんな中、ある猿のリーダーは人間の技術を見つけるため、他の集団を奴隷にし始める。自身の一族が奴隷として連れ去られる姿を目撃した猿は、自由のため旅に出る。一族を連れ去られた猿の旅は、若い人間の女性が鍵を握ることになるが、彼女にも計画があった…。
撮影は既に終了しており、『メイズ・ランナー』シリーズを手掛けたウェス・ボールが監督を務めるほか、パトリック・アイソン(『プレデター ザ・プレイ』)、ジョシュ・フリードマン(『宇宙戦争』)、リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー(『猿の惑星: 聖戦記(グレート・ウォー)』)が脚本を担当する。
また今回、追加キャストとして『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(2022)、「セヴェランス」(2022-)に出演したディーチェン・ラックスマンが出演することも発表された。
ディーチェンは既に発表されている、フレイヤ・アーラン(「ウィッチャー」)、オーウェン・ティーグ(『IT /イット “それ”が見えたら、終わり。』)、ウィリアム・H・メイシー(『ファーゴ』)、ケヴィン・デュランド(『LOST』)らの中に加わるかたちだ。
1963年にピエール・ブールが発表したSF小説を原作とした『猿の惑星』シリーズ。
チャールトン・ヘストン主演による1作目『猿の惑星』(1968)を皮切りに、4本の続編映画と2本のTVシリーズが製作され、2001年にはティム・バートンによるリメイク版『PLANET OF THE APES/猿の惑星』が公開された。
2011年の『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』から始まるリブート版では、現代を舞台に猿の進化と人間の没落を描き、最新のVFX技術を使ったリアルな世界観と重厚なストーリーで大ヒットを記録した。
新たなサーガの幕開けとなる『Kingdom of the Planet of the Apes(原題)』は、2024年5月24日全米公開予定。